姿勢は意識より、結果として変わるもの
「鏡に映った自分の肩が、思った以上に丸まってた」
これ、ラシクでもよく聞きます。
胸を張ってみても、気を抜くとすぐ元通り。「やっぱり自分は意識が足りないんだ…」と落ち込む方もいます。
でも、西川はそう思っていません。
姿勢は、「意識で直すもの」より「結果として変わるもの」だと思っています。
なぜ猫背は「胸を張る」では戻ってしまうのか
姿勢は、脳が出している指令の結果です。
普段の動き方、立ち方、座り方を、脳は「いつもの自分」として学習しています。猫背や巻き肩は、その「いつも」が積み重なってつくられた、脳のクセみたいなもの。
だから、その場だけ胸を張っても、脳は次の瞬間「いつもの自分」に戻します。意識が足りないからではなく、脳の指令の道がそっち側の方が太くなっているからです。
じゃ、どうすれば良いのか?
「意識して姿勢を直す」ではなく、自然に良い動きが出る回路を、太くしていくことかなと思っています。
入り口は、肩じゃなくて呼吸
肩こりや巻き肩を「肩」でなんとかしようとすると、だいたい上手くいきません。
肩のほぐしも、ストレッチも、悪くはないんですが、根っこの解決には届かないことが多いです。
入り口にしてほしいのは、しっかり息を吐くこと。
吐くと、肋骨がおヘソの方にスッと近づきます。これだけで、胸の前側のテンションが抜けて、肩が自然と落ち着く位置に戻りやすくなります。
- 鼻からゆっくり吸う
- 口から、長めにゆっくり吐く
- 吐き切ったところで、3秒キープ
1日に3〜5回。気が向いたとき、信号待ちでも、寝る前でもどうぞ。
「肩こりは肩じゃなくて肋骨で」というのは、私が4年前から繰り返し言っていることです。今でも考えは変わっていません。
ピラティスは「気づくため」の道具
ラシクでピラティスを使うのは、ピラティスのエクササイズが上手くなってほしいからではありません。
ピラティスは、身体の内側に意識を向けやすい運動です。普段使えていなかった筋肉、動かしていなかった関節、固まっていた呼吸——それらに自分で気づける状態をつくります。
まずは気づくこと。そして、動かせれるようになること。
動かせるようになると、脳の中の指令の道が、少しずつ書き換わります。
「いつもの自分」が、少しずつ変わっていく。
これが、姿勢が「結果として変わる」ということだと考えています。
ラシクでできること
「抱っこで肩がガチガチ」「子どもを覗き込む時間が長くて、首が前に出てきた気がする」
育児中の姿勢のクセは、毎日積み重なります。まずは呼吸と肩甲骨まわりを動かす時間をつくるだけでも、変化は出てきます。
「鏡に映ると、いつの間にか丸まっている」「肩こりが慢性化している」
肋骨の位置と呼吸を整えると、それだけでも少しは肩の位置が変わってきます。動きの土台を整えるところからご一緒します。
「デスクワークで肩がパンパン」「マッサージしてもすぐ戻る」
柔道整復師・鍼灸師としての視点も合わせて、まずは凝りや張りを取りつつ、戻りにくい身体の使い方を一緒に練習します。
「胸を張ろう」と頑張る前に、
「息を吐く」「動きで気づく」「脳の回路を太くする」
こちらから入ってみませんか?
姿勢は、直すものより、育てるもの。
ラシク北山で、お待ちしています。