キレイに痩せたい方必見!糖質が悪ではない理由
糖質ってやっぱり食べないほうがいいんですよね?
そんなことはありませんよ!糖質は必ず食べてほしいです!目的次第でどのくらい食べた方がいいとかはありますが、今日は糖質がなぜ必要なのかを知ってくださいね!
こんにちは!京都の北山でラシク北山パーソナルジム&鍼灸院をしている西川です。
今回は皆さんが一度はチャレンジしたことがある「糖質制限」の糖についてのお話です。
糖質を摂ると体重が増えてしまう…と言うようなお悩みはお持ちではありませんか?
実は、糖質はあなたの身体にとってとても大切な栄養素なのです。確実に摂りたい栄養素のひとつです!
なぜならば、あなたの全身の細胞はエネルギーがなければ機能してくれないから!
この記事では、糖質の大切な役割を学べます!
記事を読み終えると、今よりも糖質摂取の不安感を少なくすることができます。
糖質は脳、赤血球、筋肉のエネルギー源
糖質の一つであるブドウ糖は脳、赤血球、筋肉のエネルギー源です。
特に脳、赤血球はブドウ糖だけを唯一のエネルギー源とします。(脳はケトン体もエネルギー源にしますが、基本はブドウ糖です。)
なぜなら、ブドウ糖は素早くエネルギーになるからです。
ブドウ糖は細胞内とミトコンドリア内で処理されるのですが、脂質よりも処理速度が速いです。
脳、赤血球は常に動いているのでエネルギーが素早く作れないと働きが落ちてしまいます。脳、赤血球の働きが悪くなると疲れやすい、イライラしやすいなどの問題が出てくる可能性があります。
運動して酸素が欲しいのに赤血球がエネルギー不足で酸素を運んでくれなければ、すぐにゼーハーと息切れしてしまいます…
脳は脂質をブロックする
また脳の細胞には脂質が届きません。
なぜなら脳には関門があり、脂質はその関門を通れないからです。
なので、脳の神経細胞は脂質をエネルギーにできず糖質を必要とします。
糖質を必要以上に制限してしまうと脳へのエネルギーを制限してしまうことにつながり、頭が働かない状態になってしまいます…(糖質制限をすると頭がさえるという情報もありますが、脳の働きが活性化しているわけではありません。)
そうは言っても
ただ、人間の身体にはタンパク質を分解して糖を作るという働きがあるので、その働きがあるから糖質は不要という考えもできます。
ですが、タンパク質は身体を作ることがメインであり、エネルギーになることがメインではないので糖質は確実に必要なものと考えています。
筋肉はタンパク質ですが、骨や内臓、皮膚、髪の毛もタンパク質です。
そして代謝に大切な代謝酵素もタンパク質から作られます。
タンパク質から糖を作るということはこれらを壊してまでエネルギーを作っているという状態です。
「だから糖質制限食ではタンパク質をしっかり摂るんだよ!わかってないなー」
というお声をいただくかもしれませんが、十分な量のタンパク質をしっかり消化吸収できるならおっしゃる通りかもですが、十分に消化吸収できないならデメリットが大きくなると考えています。(それでも糖質は必須だと思いますし、現代人は十分な消化吸収能力を持っている人は少ないので難しいと思います。)
まとめ
・ブドウ糖は脳、血血球、筋肉の大事なエネルギー源
・ブドウ糖は素早くエネルギーになる
・脂質は脳の細胞に入れないからエネルギーにならない
・タンパク質は身体を作ることがメイン
・タンパク質を十分に消化吸収できない人が多い
ということなので、個人的には糖質制限をする必要はないと考えています。
しっかりとバランスの取れたお食事をしていれば、糖質制限をしなくても健康的でキレイな身体を手に入れることはできます!
ぜひ、そんなお食事を心がけていきましょう!