ゆっくりな呼吸が脳を活性化させる
【1分間の呼吸の数が脳に影響を与える】
ラシク北山ではトレーニングの初めに「呼吸」を行いますが、意味は『呼吸数の減少』
それが過剰な交感神経の働きを抑えるからです。
ストレスやら腸内環境やらで交感神経が過剰に働いてる方はすごく多いんです…
そんな状態でピラティスをやっても効果はいまいちです…
そして呼吸数の減少は脳への酸素供給にもなります🧠
呼吸数が減ると酸素と二酸化炭素の交換がうまくいきます🔁
なので脳に十分な量の酸素が行き届くわけです
それが脳の働きを活性化させて…✨✨
「ボーア効果」というものがあります
これは赤血球と細胞との酸素・二酸化炭素の交換の行われやすさを示します
二酸化炭素量が多いほど赤血球は酸素を手放しやすく
二酸化炭素量が少ないほど赤血球は酸素を手放しません
赤血球が酸素を手放さないと細胞は窒息死してしまいます…
呼吸数が減ると取り込む酸素の量は減ります
ですが体内では常に二酸化炭素は作られているので
やがて二酸化炭素の量が増えて赤血球は酸素を手放し細胞にお届けします
細胞は超元気になります!
呼吸数が多い(浅い呼吸)とたくさん酸素を取り込み常に二酸化炭素を吐き出すことになります
これでは酸素量が多くて赤血球は酸素を手放せなくなります
たくさん呼吸しているのに息苦しい…なんて状態に
脳は酸素とブドウ糖がなければ働けません…
だから浅い呼吸では息を吸ってる感はあっても脳に十分な酸素は届いていないんです…
脳の機能をフル稼働させたいなら『呼吸数の減少』を🌬
フル稼働している脳でピラティスをやるからこそ姿勢・動きが変わってきます。
ピラティスをピラティスとしてやるのではなく、あなたの身体をより良くしていくものとして活用しましょう!